大分高専さまとの共同研究 2021年度 #3 ODTからのアドバイス

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大分高専の先生・生徒さんとともに進めている共同研究。
その様子をお伝えするシリーズ第3回です。

ゴールは2022年2月の研究発表会。
素晴らしい成果が発表できるよう、ODTもお力添えいたします。

繁松さん

電気電子工学科 繁松さん
今回ODTとの研究を進めている方。
映画インターステラーを4回観た。

石川先生

電気電子工学科 石川先生
繁松さんが所属する研究室の先生。
映画インターステラーを3回観た。

ODT杉木

ODT開発部部長 杉木
趣味は休日のバーベキュー。

ODT

こんにちは。
研究の進み具合はどうでしょうか?

なにやら上手く進まず困っていた、と聞きました。

繁松さん

はい、電圧をかければ電流が流れ、その様子がシミュレーターで確認できるはずです。
しかしなぜか上手く動かなかったのです。

ODT杉木

この研究はAとB、2つのパーツ分かれています。
そこでまず、Aパーツ・Bパーツをそれぞれ確認しました。

繁松さん

確認したところ、問題無かったです。

ODT杉木

はい、それぞれのパーツは問題無かったのですが、A+Bの結合テストが上手く行きませんでした。
そこで接合部がきちんとくっついているかを確認してもらったんです。

ODT

どうでした?

繁松さん

アドバイスを元に確認したら、接合部がきちんと付いていませんでした。
これを修正して、うまく動作するようになりました。

ODT杉木

良かったです。
問題が起きたとき、どこまでOKでどこからダメなのか?を見極めるのが大切です。
「原因の切り分け」と言って、問題解決のコツです。

ODT

ところで石川先生、繁松さんの進み具合はどうでしょうか?

石川先生

リード線の形状変化などについて、成果として数値を提示できるかどうか?を心配していた部分もありました。

しかし研究を進める中で、しっかり進歩が見えています。
まだ先は残っていますが、ひとつの小山を超えた感じはあります。

ODT

引き続きよろしくお願いいたします。

繁松さん、そろそろ発表会に向けての準備が必要です。
こちらはいかがでしょうか。

繁松さん

スライド資料作りは、研究自体とはまた違ったスキルが必要です。
皆さんの前で発表するわけですから、話し方や資料の作り方、分かりやすさなどを考える必要があり、これがなかなか難しいです。

先生や友だちの前で練習し、フィードバックをもらって改善・・・を繰り返しています。

ODT

良い発表ができるよう頑張ってください。

次回はいよいよ最終回。
繁松さんの研究発表会の様子をお届けします。
お楽しみに。

シリーズ:大分高専さまとの共同研究
第1回:キックオフミーティング

シリーズ:大分高専さまとの共同研究
第2回:共同研究その2