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大分高専さまとの共同研究 2022年度 #3 ODTからのアドバイス
先輩の残した資料を基に、研究は進んでゆきます。

今シーズンでは、電極間の磁気特性解析について研究をしています。
具体的には、20kV高耐圧化環境における、パワーモジュールのインダクタンスを計算することです。
いよいよ研究も大詰めです。
登場人物ご紹介
研究をメインで進める、電気電子工学科5年生の荻山さん。
電気電子工学科の石川先生がサポートをしてくださいます。
ODTからは、開発部部長の杉木がお手伝いします。
12月15日。大分高専さまの研究室とODTをオンライン会議でつなぎ、進捗会議を開きました。
大分高専:荻山さん
平角線の形状モデルをつくり、条件を入れてシミュレーションをする、というのをひたすら繰り返してきました。

ODT:杉木
どうですか?慣れてきましたか?
大分高専:荻山さん
はい、最初はどんな条件を入れたら良いのかよく分からなかったのですが、先輩の資料を参考にして繰り返しチャレンジしていく中で、進め方が見えてきました。前回のミーティング時は2モデルまででしたが、今回は全て完了しました。
慣れてくる中で作業のペースが上がってきた荻山さん。
進めていく中であることに気がついたと、石川先生が言います。
大分高専:石川先生
インダクタンスの値には、リード線の距離が大きく影響しているかもしれません。 なぜならコの字型モデルでは、これらのモデルの中で相対的にインダクタンスの値が下がっている傾向が見られるからです。

こちらはリード線の本数を変更しての研究
ODT:杉木
なるほど、そうなると面白い途中経過になりそうですね。 データはまだ算出途中のことなので、引き続きもう少し掘り下げて調べて頂けますか?
大分高専:石川先生
はい、追って報告します。
ODT
さて荻山さん、いよいよ研究発表会が近づいてきました。 研究を進めるのと同時に、資料を作ったり、発表の練習をしたりと忙しくなりますね。
大分高専:荻山さん
この研究発表会は2月ですが、その前に学内の卒業研究発表があるんです。まだこの研究も算出中のデータや確認する条件が残っていますが、私の卒業もかかっていますので、同時進行しながらで大変ですが頑張ります。
ODT
はい、頑張って下さい。 そしてその卒業研究もぜひ見せて下さい。

次回はいよいよ研究発表会です。
