OITA KOSEN × ODT大分工業高等学校専門学校×ODT共同研究

大分高専様×ODT共同研究

大分高専さまとの共同研究 2025年度 #1 キックオフミーティング

大分高専さまとの共同研究 2025年度 #1 キックオフミーティング

本年度も、大分高専さまとの共同研究が始まりました。
年度を重ねるにつれ、研究の内容が高度になってきています。
先輩方が積み重ねてきた成果に、今年はどのような形で新たな実りが得られるのか、楽しみです。

【研究テーマ】
引き続き、「寄生インダクタンスの低減」と「電流密度分布の均一化に向けた最適設計」をテーマとして、大分高専の学生さんの協力もいただきながら研究を進めていきます。
また、本年度は昨年度の課題だった「回路パターンレイアウトが寄生インダクタンスに与える影響の不確かさ」も解消していく予定です。

本年度の生徒さんは、池永さんです。
サッカー部で体を動かすのが好き、お休みの日も筋トレを頑張るというアウトドア派です。

昨年度は、代表の安部が大分高専さまにて「半導体デバイス概論」の講義を行いました。
池永さんはその際にODTを知り、半導体に興味を持って下さったようです。
また、大分高専さまではここ数年、10年ほど前と比べて半導体業界への就職者が格段に増えているそうです。
今後も、若い力で半導体業界をますます盛り上げて頂きたいと願っています。

大分高専:石川先生

大分高専:石川先生

去年の研究は、数値としての結果は出ているのですが、真値かどうかは検証が必要という課題があります。
まずひとつ目はその課題をクリアにしたい。

もうひとつはこの研究の本筋である、回路パターンやレイアウトが、寄生インダクタンスに与える影響を検証することです。
当初はリード線に着目し、それから基板回路へ視野を広げてきた経緯があります。
今年は構造全体に関わる部分にも着目していきたいです。

ODT:杉木

ODT:杉木

去年の課題が残っていますので、仰るようにまずはそこをしっかり押さえましょう。
そのためには、シミュレーションツールの習得を早く、出来れば夏までに済ませられると良いですね。

その後は製造工程の現場を見学。
生産ラインの様子や、ODTの取り組みなどをご覧頂きました。

来年の3月に向け、一緒に頑張っていきましょう。

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