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大分高専さまとの共同研究 2025年度 #2 ODTからのアドバイス

2025年9月中旬、大分高専さま石川先生のゼミ室にお邪魔しました。
ODT:杉木
あれから進み具合はどうですか?
大分高専:池永さん
はい。まずMOSFETの勉強をして、SOLIDWORKSとJMAGのチュートリアルを進めました。
大分高専:石川先生
使い方はバッチリ習得できてます。7月頃までにはインダクタンスを出せるようにと思ってましたので、良いペースだと思います。

大分高専:池永さん
チュートリアルがある程度できるようになった段階で今、実際の条件で解析をやっています。電流密度と部分インダクタンスの値を、先輩方の解析結果と比較することで、本当に手順が正しいかを検証している段階です。
大分高専:石川先生
今後は、どんな変化をしたらインダクタンスの値がどう変わるのか?というところについて、実際のモデルをもっと研究して学んでいけたらと思っています。・・・ところで、実現できるか分からない形状のモデルを検討するのはアリなのでしょうか?
ODT:杉木
アリだと思います。そのまま実現が難しい場合は落とし所を探して、「理想はこうなんですが、このような制約があるのでこのようにしました」という流れでお話し頂くと良いと思います。

大分高専:石川先生
去年までの研究で、ワイヤーの長さが短いほどインダクタンスが低くなるという結果が出ています。そこで例えば、ワイヤーボンディングではなく積層型にすることで、距離を最短にできないかなと考えたりしています。
ODT:杉木
そういう発想は、現場でも実際にありますね。ただワイヤーは、形をいつでも変えやすいのが大きなメリットです。設計で板の形を決めてしまうと、ちょっと形を変えたらやり直しになってしまうんです。
大分高専:石川先生
あぁ確かにそうですね。ワイヤーだと別枠で作って最後につなげればいいので、作りやすさの面で都合が良いですね。パターンとワイヤーの両面で研究を進めていきます。
ODT:広報
進み具合が良いとのことで安心しました。この調子で頑張ってくださいね。
