2025年12月8日|大分大学

大分のものづくりと地域づくりⅡ

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弊社の安部が、2025年12月8日、大分大学にて特別講義を実施しました。半導体の基礎から世界市場の動向、そして就職を前にした学生へのメッセージまでを語りました。

講義をしている画像

令和3年、経済産業省は半導体産業を「国家事業として強化する」との戦略を打ち出しました。スマートフォンから電気自動車、宇宙ロケットまで——あらゆるものの心臓部となる半導体は今や、経済安全保障の最前線に立つ戦略物資へと変貌を遂げています。こうした時代の転換点において、安部が大分大学の学生たちへ半導体の未来を語りました。

半導体とは何か——身近な素材が世界を動かす

講義はまず「半導体とは何か」という根本的な問いから始まりました。導体(金属)でも絶縁体(ゴム・ガラス)でもない中間の性質を持つ素材——それが半導体です。小さなチップの中に、スマートフォン・パソコン・テレビ・自動車から宇宙ステーションの補給機まで、現代文明を支えるあらゆる機能が凝縮されています。

国家戦略としての半導体——米中対立が生んだ地殻変動

日本の半導体産業は1990年代以降、台湾・韓国勢の台頭や米国との競争激化の中で世界シェアを急速に失いました。2019年の売上ランキングで日本勢はキオクシアの1社のみがトップ10に残るにすぎません。しかし安部はこの状況を「ピンチではなくチャンス」と捉えています。

今後、5G・ポスト5Gインフラの基盤の上に、エッジコンピューティング・自動運転・FA等での新たな半導体需要の成長が見込まれる。これが日本の参入機会のラストチャンスだ

世界中で半導体が「安全保障のキーパーツ」として位置づけられている今、日本もその潮流に乗る絶好の機会を迎えています。

就活生へのメッセージ——「どこに入るか」より「何をするか」

講義の後半では、就職活動を目前に控えた学生に向けた安部の率直なメッセージが続きました。

  • どこの会社に入るかが目的ではない——その会社に入って何をするかが重要
  • SDGs的視点で企業を選ぶ。非財務情報(ESG:環境・社会・ガバナンス)を調査することが肝要
  • 半導体分野は今後飛躍的に成長する。文系職(営業・マーケティング・人事・広報・経理)でも活躍の場は広い
  • 現状維持は衰退。「挑戦し続ける勇気と力」こそが変化の時代を生き抜く武器になる
学生が代表に質問をしている様子の画像

成功の反対は「失敗」ではなく「何もしないこと」。
100年に一度の大変革の時代に、まず打席に立ち、バットを振ることが大切だ。

講義を締めくくったのは、チャールズ・ダーウィンの言葉の引用でした。「最も強い者が生き残るのではなく、変化できる者だけが生き残る」——半導体という素材が世界を変えようとしている今、その変化の最前線に立てる若い人材こそが、ODTが最も必要としているものだといいます。

ODTの半導体出張講義について

ODTでは高校生、専門学校生や大学生など、これからの日本を担う若い方々への講義を行っています。
ご希望の学校関係者の方がおられましたら、弊社広報までご相談ください。

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