2025年8月5日/8月27日|立命館アジア太平洋大学

半導体国際ビジネスマネジメント人材育成プログラム

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弊社の安部が、2025年8月5日、立命館アジア太平洋大学にて特別講義を実施し、同月27日には弊社の工場見学を行いました。
特別講義では、半導体産業の現在と未来、そして社会との接点を多角的に解説しました。

半導体とは何か? — 現代社会を動かす「産業のコメ」

半導体とは、電気を通す「導体」と電気を通さない「絶縁体」の中間的な性質を持つ物質の総称です。代表的な材料はシリコン(Si)やゲルマニウム(Ge)で、元素周期表でいう14族(4族)元素が主に使われます。
スマートフォン、パソコン、自動車、家電製品——私たちの日常生活のあらゆる場面に半導体は組み込まれています。BGA、QFP、SOP、DIPなど多種多様なパッケージ形状を持ち、用途に応じた製品群が世界中で生産・流通しています。

世界半導体市場の成長予測

世界の半導体市場は1980年に約118億ドルだったものが、2010年には3,000億ドルに達しました。今後も10年ごとに約1,125億ドルずつ成長し続けると予測されており、2050年には7,500億ドル規模に拡大するとみられています。AI・5G・電動車・スマートシティといった次世代技術の普及が、さらなる需要を生み出しています。

講義をしている様子の画像

日本半導体産業の衰退と、再起への挑戦

1988年、日本の半導体メーカーは世界シェアの50.3%を占め、NEC・東芝・日立・富士通・三菱といった企業が世界トップ10に名を連ねていました。しかし1990年代以降、韓国・台湾・米国の競合が急速に台頭。2019年には日本のシェアは10%まで低下し、将来的には「ほぼ0%」になる可能性さえ指摘されています。
これに対し日本政府は令和3年6月、経産省が「半導体・デジタル産業戦略」を策定し、半導体産業を「国家事業」として強化する方針を打ち出しました。米国・EU・中国・韓国・台湾も国家レベルの大規模投資を進めており、国際的な産業政策競争が激化しています。

「正しい現状認識が危機感を生み、
危機感がイノベーションのエネルギーを生む」

文系・理系を問わず活躍できる場所が半導体業界にある

「半導体は理系の仕事」というイメージを持っている方も多いかもしれません。しかし企業を支えるのは技術職だけではありません。営業・マーケティング・人事・広報・総務・経理——これらはすべて文系の力が発揮される領域です。とりわけODTのように海外の顧客や取引先と関わるグローバルな環境では、コミュニケーション力と国際感覚を持つ人材が強く求められています。

若者に期待する「7つの志」

  1. 旺盛なベンチャー精神 — 挑戦し続ける勇気と行動力を持つこと
  2. 実社会で創造的能力を発揮して活躍 — 学んだ知識を実践の場で活かすこと
  3. 専門分野への造詣・スキル+マネジメント力 — 知識と管理能力の両立
  4. 未来志向の先見性と革新性 — 変化を恐れず、常に先を見据えること
  5. 質の高いコミュニケーション力 — 人とのつながりが仕事を動かす原動力になります
  6. リーダーとして尊敬される深い教養 — 幅広い知識と人格が信頼を生みます
  7. グローバルに活躍できる国際感覚 — 世界を舞台に半導体ビジネスを動かす視野

ODT工場見学の様子

工場見学の様子
工場見学の様子

最後に — チャールズ・ダーウィンの言葉とともに

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」——ODTが体現しようとしているのは、まさにこの精神です。100年に一度の大変革期を前に、半導体という「未来の基盤技術」を扱う現場での挑戦は、あなたのキャリアに大きな意味をもたらすことでしょう。

ODTの半導体出張講義について

ODTでは高校生、専門学校生や大学生など、これからの日本を担う若い方々への講義を行っています。
ご希望の学校関係者の方がおられましたら、弊社広報までご相談ください。

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