INTERVIEW社員インタビュー

半導体業界の下町ロケット。技術者として生きるならODTは最高の環境です。

橋本 博典
橋本 博典
橋本 博典
プロセス技術部 部長

平成25年9月1日 入社 1975年生まれ、2児の父。
趣味はゴルフ。
社内コンペ上位入賞を目指し、週末は練習に通う。

半導体の分野で現在注目されているパワー半導体。家電・産業機器や電気自動車などの分野で今後ニーズが高まると考えています。 現在半導体業界に携わっている方へ、ODTの雰囲気・社員の生の声をお届けするため、中途入社した社員にインタビューを行いました。 入社直後から開発チームの第一線で活躍する社員をご紹介いたします。

こんにちは、橋本さん。今日はよろしくお願いします。

ODTで過ごす、ものづくりに携わる毎日

ではさっそくですが、ODTに入社されるまでは、どちらでどのようなことをされていましたか?

それまで県内の会社で、同じ半導体関連の業界にいたんです。
製造設備の保守の仕事をしていたところ、社長とつながりのある方のつてでご紹介をいただいたのがきっかけでした。

同じ業界にいた中で、どうしてODTに転職しようと思ったのですか?

前職も、それはそれで自分のスキルを活かした仕事ではありました。
ただ私は元々、ものづくりだとか、何かを形にするのが好きだったんです。だからODTに入社して製品の開発に携わる事ができ、毎日楽しく仕事をしています。
あと入社時に、その時点での経験・スキルを引き継ぐ形で、ちゃんとヒアリングし評価してくれるんです。それまでやってきた事が無駄にならない。そういうのって技術者を大切に考えてくれてるんだなって伝わってきますよね。

作業中の橋本さん。ODTではあなたのスキルをきちんと評価します。

入社してみて、ODTという会社についてどう感じましたか?

フレンドリーさに驚きました。BBQやゴルフコンペ・交流会などのイベントなどもあり、おかげで皆とはすぐに打ち解けましたよ。
あと社内報が出てるので、直接話をしたことが無くても「あの人、こないだ載ってた人だ」とか「ここの部署ってこういう事をやってるんだったな」というのが分かるんです。
この仕事って技術職ですけど、私たちは人と仕事をしてるんで、そこのつながりを大切にできる。そんな会社なんだって思いました。
おかげさまで入社して5年、人間関係はとても良好です。

仕事の半分は人間関係って言いますので、それが良好なのはとてもいいですね。

ときにはグループの垣根を超えて連携が必要になることも。

入社即、新事業の立ち上げに。大きなやりがいと責任。

ところで入社して5年とのことですが、5年前にパワーデバイス事業って、まだ無かったですよね?

そうなんです。あの頃は杉木(開発部 部長)が産総研に行ってしまい、ちょうど入れ替わりの形でした。ですので私がパワーデバイス事業の立ち上げに携わることになったんです。
しかし入社したものの、パワーデバイスはやったことなくて。教えてくれる人もいない。だから自分で調べたり、試行錯誤を繰り返しながら、問題をひとつずつクリアしていきました。

入社したばかりの人に、新しい分野の立ち上げを、しかも未経験の領域からですか。なかなかハードですね(笑

確かにパワーデバイス自体はゼロからでしたが、実際にやってみると、過去の経験が活かせるところも多くありました。それに立ち上げという大きな仕事を任せてもらえたので、もちろん大変ではあったのですが、モチベーションを高く保てていました。

日々の業務の中で感じることはありますか?

裁量の幅を広く持たせてもらえてるので、やりがいが大きいです。
前の会社もそうだったんですけど、普通の会社で何か新しいことをやろうとしたら、申請や承認が面倒だったり、失敗に対して責められたりってのがあると思うんです。だからいいアイデアを思いついてもなかなか手を挙げづらかったんです。
でもODTではその点については寛容というか、チャンレジさせてくれる。

技術者としてそれは嬉しいですね。

もちろんその分、責任も大きくなるのですが、私はそれでもやりたいことをさせてもらえてありがたいです。技術者にとって、とても良い環境だと思います。

開発中のパワーモジュール

技術屋としてのプライドを

現在は試作製造グループのグループ長という立場ですが、メンバーに思うことなどありますか?

みんなに、誇りを持って仕事に取り組んでほしいと思います。
だって私たちはまだ世の中に出ていない、開発品を預かるわけです。それを組み立てて次の製品になるものを、世の中に先駆けてやっているわけで。それって凄いことじゃないですか。
だから単なる作業として右から左に流すんじゃなく、ビジネス全体の中でこの仕事がどんな役割を果たしているかの理解が大切。
事前の計画・課題の洗い出して前もって潰しておくとか。目先のところだけ見てるんじゃダメです。
それは、世の中に新しいものを生み出すんだという、技術屋としてのプライドです。

なるほど、社長の話の中には時々「下町ロケット」が出てくるじゃないですか。

『下町ロケット』
『下町ロケット』

池井戸潤の小説。宇宙科学開発機構の研究員だった佃航平が、死んだ父の経営していた中小企業「佃製作所」の社長となり、社員たちと共に奮闘する姿を描いた作品。

あの話は、下町の工場が世界に通用するような技術で大企業と戦う話です。地方にあっても技術力ではどこにも負けないぞというDNAが、ODTにはあるのですね。

大切なのは今のスキルよりも向上心

ところで今回キャリア求人、経験者の方を募集しているわけですが、どんな方に来てほしいですか?

ズバリ、パワーデバイス事業を加速させるような、大きなエネルギーを持った人に来てほしいです。
私は今とにかく時間が無くて、そのせいで進めるべきものが進められなかったり、部門間の連携がうまく行かなかったりと、そういうのが多くなってきてしまいました。
ODTはパワーデバイスを次の柱にと考えてます。だからそれを一緒のチームでやりたい。アセンブリが分かってる人だったら大歓迎です。

スキルのある方に来てほしいということですね。

もちろん現時点で技術や知識があるに越したことはありません。ただですね、やっぱりいちばん大事なのは向上心です。なんだかんだ言って最終的には、これがある人が一番強い。と言いますのは、これは常に勉強が必要な仕事だからです。
この仕事が好きで、興味を持ち続けられるか。そういう人であれば、たとえ入社時にスキルや知識が充分でなかったとしても、入社後に大きく伸びると思います。

なるほど、会社と一緒に成長できるような、そんな方に来てもらえるといいですね。

もちろん現時点で技術や知識があるに越したことはありません。ただですね、やっぱりいちばん大事なのは向上心です。なんだかんだ言って最終的には、これがある人が一番強い。と言いますのは、これは常に勉強が必要な仕事だからです。
この仕事が好きで、興味を持ち続けられるか。そういう人であれば、たとえ入社時にスキルや知識が充分でなかったとしても、入社後に大きく伸びると思います。

最後にひとこと、メッセージをお願いします。

私たちと一緒に、新しいものを世の中に生み出す仕事をしませんか?
いろんな事を任せてもらえる職場ですので、あなたの力は今以上に発揮できるでしょう!