OITA KOSEN × ODT大分工業高等学校専門学校×ODT共同研究
大分高専様×ODT共同研究
大分高専さまとの共同研究 2024年度 #2 ODTからのアドバイス
9月6日に大分高専さまの研究室にお邪魔し、研究の進み具合を伺いました。
この時期、学生さんは期末試験をこなし、並行して就活を頑張り、その上でこの研究をしているという毎日です。
大分高専:浅野さん
これまでの研究ではワイヤーの形にのみ着目していましたが、去年の研究で、基板をカットするというアプローチが生まれました。
ここに着目して研究を進めます。
そのために、ソリッドワークス(3次元CADソフト)とJMAG(電磁界解析ソフト)の使い方を、急ピッチで習得しています。
チュートリアルが終わり次第、実際の基板のカットをやっていきます。
大分高専:浅野さん
基板をカットし解析をかけ、その結果を見てアプローチの角度などを考えてみようと思います。
電流が流れているところもカットし、インダクタンスにどのような影響を及ぼすのかを見ます。
大分高専:石川先生
チュートリアルが終わって11,12月頃になってくると慣れて、本人も研究の勘所が分かってくるでしょう。
自発的にアイデアや切り口を出せるようにもなって、研究自体に彼の独自性が加わると思います。
ODT:杉木
今のこのモデルは、研究をする上での使い勝手を重視した構造になっています。
電気的特性上は、表面と裏面の両面を使うのが良いのですが、そうすると今度は放熱などの問題が出てくるので、こういう形にしています。
ODT:杉木
ただ実際の開発の現場での話はさておき、これは研究です。
これまでのリード線の調整のように、何か根拠を持ってトライ&エラーを繰り返して行く形で気づきを得ていくのが良いかなと思います。
まずは研究環境に慣れ、去年の先輩の成果のところまでたどり着きましょう。
その後に、浅野さんの視点を取り入れた研究に取りかかれればと思います。
引き続き、頑張ってください!